由緒
- 1931年(昭和6年) 石黒蒸を教会長とし,兵庫県加西市(旧加西郡北条町)に御嶽教天常教会を開く。
- 1931年(昭和6年) 兵庫県知事により,神道系教会として認可される。
- 1934年(昭和9年) 兵庫県佐用郡佐用町佐用に移転。
- 1934年(昭和9年) 佐用町長尾の鍋が森の山中に修行場「天常の滝」を開く。
- 1948年(昭和23年) 石黒蒸を教祖とし,宗教法人令に基づく天常教を独立する。
- 1952年(昭和27年) 教会本部として,兵庫県知事の認可を受ける。
- 1953年(昭和28年) 天常教として,文部大臣の認証を受け,文部省所管の宗教法人となる。
- 1986年(昭和61年) 佐用町長尾に本部教会を新築移転する。
- 1992年(平成4年) 教祖石黒蒸,帰幽のため,教祖長男の弘祐が継承し,現在に至る。
教祖について
教祖石黒蒸は,1908年(明治41年)11月23日に兵庫県佐用郡佐用町佐用に父安治郎,母すわの次男に生まれる。
18歳の頃,病により生死をさまようも生きるために,信心を求め,滝に入り接神の行を重ねる。
22歳の時,635条からなる神の啓示をまとめ「旨霊集」を作り,天常教の聖典とする。
―天の常道を歩むことによって人は眞界に導かれる。―との霊旨を布教の柱として,人類の救済を説く。
天常大神
天常教で御祀りしている神様です。天常大神とは,天御中主大神,高皇産霊大神,神皇産霊大神,宇麻志阿斯訶備比古遅神,天常立尊,國常立尊,伊邪那岐大神,伊邪那美大神,天照大神,素盞嗚男尊,月読尊の11柱神の融合御一体化されたる総称で,万物を創造し宇宙を経営し給う神です。